学校法人浪商学園 理事長挨拶

理事長 野 田 賢 治
同窓生の皆様には、日頃より母校発展のためご支援をいただき感謝申し上げます。
100周年の記念式典や、様々な関連行事を終え早1年が経過しました。100周年を無事迎えた事の喜びと、達成感に束の間浸ることができました。先人達に良い報告ができました。これも偏に、同窓生をはじめ多くの関係者の皆様のおかげと心から感謝しております。
さて、次の100年に向かって歩みを進めなければならない訳ですが、私学をとりまく状況は、難問山積です。
第1は、少子化問題です。昨年生まれた子どもは、77万人で国の人口推計を大きく下回っています。昨年生まれた子どもが、大学に進む年が2040年です。これが所謂2040年問題と言われるものです。2023年の18才人口が112万人ですので、35万人減ることになります。大学の進学率が変わらないとすれば、1万人規模の大学が18校消えてなくなる事になります。
浪商学園においては、すでに園児募集に影響が出ています。120人募集でしたが、現在は1クラス減の90人募集となっています。原因は、少子化だけではなくてコロナ禍で、共稼ぎ世帯が増えていることも影響しています。
浪商高等学校はというと、吉村知事が打ち出した「完全無償化」という不完全な制度が、来年度以降の受験動向に、どのような影響が出るか分かりません。しかし、今まで以上に教育の質が厳しく問われる事は間違いありません。浪商においては、体育館の空調設置、グラウンドの人工芝化、トレーニング
ルームの改装等の投資を行ない、準備は整いつつあります。後は、教職員がいかに成果をあげることができるかが鍵になると思います。
幼稚園と高等学校においては、親の収入に関係なく授業料が無償化される訳ですから、大阪の私学は、今横一線になってスタートの号砲を待っている状態です。うまくスタートを切れれば、大阪のトップに立てるのも、決して夢ではないと思います。そんな夢が実現するように、教職員一丸となって努力いたします。
同窓生の皆様の変わらぬご支援をお願いして、あいさつといといたします。